ストレッチとは、伸ばす行為のこと。stretch=伸ばす
日本ではストレッチと言うのが一般的ですが、正しい英語表記だとstretching(ストレッチング)となります。
ストレッチは、スポーツをしている方に限らず多くの方に人気のある運動で運動不足解消にも有効です。
ストレッチで伸ばすのはどこ?
ストレッチで伸ばす部位は「筋肉」です。
ストレッチとは、筋肉を伸ばす行為のことを言います。
関節をできる限り曲げたり伸ばしたりして筋肉を両端の腱から引っ張って伸ばします。
筋肉はその両端が一つ、もしくは複数の関節をまたいで骨にくっ付いています。
この両端のうち身体の中心側の部位を「起始部」末端側を「停止部」と言います。
ストレッチでは、この筋肉の起始部と停止部を遠ざけるようにして筋肉を伸ばしていきます。
この時、筋肉以外にも腱や靭帯、皮膚も一緒に伸ばされます。
ストレッチで腱を伸ばすと聞くこともありますが、実際に腱はそれほど伸びません。
腱が最も伸びるのは、強い力で引っ張られる時です。(強い筋力発揮をしている時)
ストレッチのような弱い力で引っ張られても腱はそれほど伸びません。
筋肉は自分では伸ばせないのでストレッチで伸ばしましょう
筋肉は、縮むことはできても伸ばすことはできません。
筋肉を伸ばすには、関節を動かして伸ばすしかなく自分では縮めることしかできません。
普段収縮して使ってるので疲労が溜まったり筋肉自体が固くなったりしてしまいます。
なので伸ばすしてあげることが必要になります。筋肉を伸ばすことで筋肉は緩んで弛緩します。
それにより血流が改善し疲労回復に繋がったりしますので疲れが溜まっている方はストレッチをすると良いです。
また、慢性的な肩こりや腰痛は筋肉が固くなって起こったりもしますのでストレッチによって改善されたりもします。
そして筋肉が緩めば、身体も柔らかくなり関節も動かしやすくなります。
関節がより大きく動かせるようになれば、運動を効果的に行えたり怪我のリスクも減らす可能性もあります。
普段から運動と一緒にストレッチをするのは身体にとってとても良いことです。
是非普段からストレッチをするようにしてみましょう。