腰痛の予防には腹筋、背筋が重要ですが、腹筋運動や背筋運動をして
逆に腰が痛くなった! なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?
確かに腰痛の予防には腹筋、背筋は重要ですが、一般的に言われる腹筋運動や背筋運動は腰に良いとは言えません。
腹筋運動
一般的に最も知られている腹筋は、
仰向けの状態で膝を曲げて上体を起こすシットアップと言われるものだと思います。
このシットアップは起き上がるとき腹筋を使いながら腰椎を屈曲させます。
さらに起き上がるには腸腰筋(上半身と下半身をつなぐ筋肉)などの筋肉を使います。
そして反動をつけて起き上げる時は、脊柱に瞬時に負担が加わることになります。
シットアップによる脊柱の負担は、330kgとも言われています。
背筋運動
一般的に言う背筋運動はうつ伏せになり上体を反らす運動があります。
これは脊柱を過度に伸展させるので腰に負担がかかります。
脊柱にかかる負担は590kgとも言われています。
背筋運動は腹筋運動に比べさらに腰への負担が大きいです。
アメリカの研究で3300ニュートン(330kg)以上の圧力が
脊柱に繰り返し加わると腰痛の危険が高いと警告されていますが、
その数値と比べても危険度が高いことがわかります。
これらの運動が悪いと言うわけではありませんが
一つ一つのエクササイズがどのようにして行われているのかを理解して
自分の身体と相談しながら運動を進めていく必要があります。
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