ストレッチをすることで筋肉の縦方向への伸びやすくなります。(縦断的な柔軟性の向上)
縦断的な柔軟性の向上は、関節可動域を大きくしてくれます。
では、関節可動域が向上によるメリットはどんなことがあるのでしょうか?
動作をスムーズにして動きの幅を広げる
関節可動域が大きくなれば、より広く大きく動作が可能になります。
これは、より大きく動かせるようになるので消費カロリーのアップにも繋がります。
自然と消費カロリーが増えればダイエット効果も期待できます。
また、可動域に余裕があれば、動作もスムーズになります。
動きがスムーズになれば、関節のかかる負担も減らせるので関節痛などの予防にも繋がります。
怪我の防止
関節可動域に余裕があれば、怪我の防止になると考えられています。
関節可動域が悪いと実際に腿の裏側の筋肉であるハムストリング(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)の
肉離れのリスクが高いと報告があります。
関節可動域に余裕がないと動作中に筋肉が伸びきって強い力がかかってしまうと考えられています。
怪我の防止の為にも関節可動域はある程度確保しておくことが大切と言えます。
高齢者のQOL(生活の質)の向上
加齢と共に次第に筋肉の柔軟性は低下していきます。
高齢者は、柔軟性の低下により歩幅が狭くなって転倒のリスクも高くなると報告されています。
関節可動域の大きさは、高齢の方にとって「生活機能に直結した重要な体力要素の一つ」と考えられます。
ストレッチによって関節可動域を向上させることがQOLの向上に必要です。
運動はもちろんストレッチも取り入れるとより健康に良いと考えられます。