本文へスキップ

健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

暑くても寒くても運動の効果は同じ

準備運動をする男女



外気温と運動の効果は関係ない

外気温によって運動の効果が変わることはありません。
ホットヨガなどもあるので寒い部屋よりも暑い部屋の方が運動の効果が高いと思っている人は意外と多いかと思いますが、実は関係がありません。
暑い部屋で運動をすると代謝が良くなり汗もかくのでやせそうな感じがするかもしれませんが、まったく関係ありません。
ホットヨガでも普通のヨガでもヨガの効果は同じになります。
外気温によって運動による消費カロリーが変わることはないのです。
汗をたくさんかけばその分、代謝が上がったわけでもありませんし脂肪が燃焼したわけでもありません。
相関性はもちろんありますが、完全にイコールにはなりません。
外気温とは何の関係もなく運動による効果は運動の内容に依存します。

運動による消費カロリーは運動の内容によって決まる

運動による消費カロリーは、外気温ではなく何をしたのか運動の内容によって決まります。
外気温で消費カロリーが変わることはなく、何をどのくらいしたのかに依存します。
例えば寒い部屋で30分ヨガをするのと暑い部屋で30分ヨガをするのでは同じ効果です。
ヨガの内容が全く同じなら同じ運動の効果になります。寒いか暑いかは関係がありません。
汗をたくさんかいたからといってその分、消費カロリーが高くなったと言うわけではありません。
汗をかいたのは、室温が高くて暑いからでしょう。
基礎代謝に関しては、暑い部屋よりも寒い部屋の方が代謝自体は高くなります。

安静時なら寒い部屋の方が代謝は高くなる

運動による効果は外気温は関係がありませんが、安静時代謝に関しては寒い部屋の方が高くなり暑い部屋だと低くなります。
以外かもしれませんが、これは寒い部屋だと体温を維持しないといけないからです。
体温を維持するには、熱を体内で生成しないといけません。
その為にエネルギーを燃やすので代謝自体は高くなるのです。
反対に暑い部屋だと体温を維持する必要がありません。
その為、熱を作る必要もあまりないのでエネルギーを燃やさなくて済み代謝は低下します。
夏と冬では冬の方が基礎代謝は高くなっています。
実は、夏よりも冬の方がやせやすくなっていると言えます。
基礎代謝だけを見れば冬は一年で一番やせやすい時期とも言えるのですが、実際は太ってしまう人が多いかと思います。
これは、忘年会やクリスマス、年末年始などイベントごとが多くいつもより食べたり飲んだりしてしまう機会が多いからではないでしょうか。
また、寒いと身体を動かさなくなり普段の運動量も減ることも考えられます。
それ以外にも冬は本能的に脂肪を蓄えようとするので脂肪が蓄積されやすい状態だったりもします。
これらの要因によって冬は実際には太りやすい季節で太りやすいイメージがあるのでしょう。
でも基礎代謝自体は、高くなっているのでダイエットはしやすい時期とも言えます。

運動は自分が快適と思える室温でOK

運動水分補給

運動は、自分が快適に運動ができる室温がいいでしょう。
個人的には暑い部屋で運動は全くおススメしません。
運動の効果は変わりませんし、消費カロリーに関してもどっちも一緒なのに暑いときつくなるだけです。
暑い部屋だと運動を効果的に行えなくなる可能性が高いです。
暑い部屋だと暑さで集中力が切れ運動の質も低下することが考えられます。
これでは効果的に運動を行えません。
また、暑さによる脱水の危険も増えでしまいますし、良いことはありません。
汗をかけば脂肪が燃えるとわけでもありませんし、デトックスとかも何の効果もありません。
汗によるデトックス効果は何の根拠もありません。
効率良く運動をするには、暑い部屋よりも涼しい部屋の方が良いでしょう。
運動をする時は、自分が運動をしやすい室温でするのがベストかと思います。
単純にたくさん汗をかきたい、汗をかく力をつけたいとかであれば暑い部屋でもいいですが、暑すぎる部屋は注意が必要です。
暑い部屋で行う際には、脱水にはくれぐれもお気を付けてするようにしましょう。